こんにちは、まーかーです。
今回は、ローランド氏の著書『俺か、俺以外か。』について、実際に読んだので感想をまとめます。
本は大きく分けて以下の5つのような内容で書かれていました。
- 哲学
- 美
- 愛
- 仕事
- 人生
ローランド氏の名言が、いくつも紹介されている書籍だったので、本の要約ではなく、それぞれのパートにて私的に刺さった名言を1つずつピックアップし、さらにアクションプランをそれぞれ紹介していきたいと思います。
ローランドの名言:哲学
ローランドの名言、哲学のパートで私に刺さった言葉は
「100人が100人ダメと言っても、その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか」
です。
これは、ローランド氏が周りの大反対を押し切ってホストになったことについての言葉です。
多ければ正しい、多数決で決めます。という考えは危ない。
というのも、正しいという選択は必ずしも多数側ではないから。
実際に私も、学生時代に部活内の話し合いで、自分の意見を言えず、周りが満足しているなら...と、思った結果、不満しか残らなかったという経験がある。
このことからも私的にこの言葉は、「自分の軸を持ちなさい」、という意味に感じました。
アクションプラン
自分の中に軸を持って、ブラさない
ローランドの名言:美
ローランドの名言、美のパートで私に刺さった言葉は
「ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく」
です。
これは、ローランド氏が、少し外出するときも、しっかりとした格好をすることについて聞かれたときの言葉です。
「身なりは、人を作ると思っている。」
たしかにその通りだ、と感じました。
私は以前、大学に通うときは髪を直し、服を合わせて、身だしなみを整えてから通っていましたが、反対に家にいるときはジャージ、いわゆるダル着、そして寝癖のままで過ごしていました。
その結果、大学にいるときは勉強に集中できていたものが、家でも勉強がしたいのに、家にいるとどうしてもダラケてしまう、何もはかどらなくなってしまいました。
この経験からも、だらしない生活をすると、それ相応の生活や格好が似合う人間に変わってしまい、集中したいと思ったときに集中できなくなり、ダラケてしまうんだなと感じました。
アクションプラン
家にいるときでも身だしなみを整える
ローランドの名言:愛
ローランドの名言、愛のパートで私に刺さった言葉は
「金で買えないものの価値は、金で買えるたいていのものを手にして初めてわかる」
です。
お金より大切なものがある、と言う人たちに向けての一言です。
ローランド氏によると、お金よりも大切なものは、たくさんあると思っている。人生、お金がすべてではない。それに気づいたのは、お金を手にしてからだそうです。
お金を手にすると基本的に何でも手に入れられる。
私自身、大金を手にしたことがないので、ローランド氏と同じような感覚にはなれません。
しかし、子供の頃に無性に欲しかったものが、今では不思議と欲しいと思わなくなっています。
私的に、ローランド氏が言うのは、こういう感覚なのかな、と思いました。
それを踏まえて、「人の気持ちは、金で買えないんだなぁ」と書いてあり、たしかに、人の気持ちはお金を払えば買えると思って高級なものをプレゼントしている人をよく見ますが、総じてその人自身の気持ちまでは動かせてはいないのかなと思いました。
「だからこそ、人の気持ちには価値がある。」
間違いないな、人のことを大事にしようと感じました。
アクションプラン
人に感謝を伝える
ローランドの名言:仕事
ローランドの名言、仕事のパートで私に刺さった言葉は
「自信を持てとは言わない。自信のあるフリをしてみな!」
です。
ローランド氏の番組内にて、自信がないと悩む女性に向けての一言です。
これは、上手く自信が持てない私にもグサグサ刺さりました。
ローランド氏いわく、「人を魅力的にさせる最も大切なツール。それは自信だと思っている。」
しかし、自信を持て!と言われて簡単に自信を持てるわけではありません。(私も正直無理です。)
だから、「自信のあるフリを頑張ってやってみなさい」とアドバイスしてくれています。
具体的には、
- まず自信が持てない自分を受け入れる
- そのうえでどうしたら自身があるように見せられるかに視点を変える
- 背筋を伸ばしてみる
- ゆっくりと話してみる
- 声のトーンを落としてみる
要は、自信が持てない自分を受け入れて、自信があるような仕草をしてみたらいいよ、ということですね。
私も自信が持てず、緊張すると早口になってしまうので、仕草からすぐに実践してみようと思いました。
アクションプラン
声のトーンを落として、ゆっくり話す
ローランドの名言:人生
ローランドの名言、人生のパートで私に刺さった言葉は
「全力で向き合ったからこそ、全力で諦められた」
です。
サッカー少年であったローランド氏自身の、夢破れた高校時代を振り返っての一言です。
ローランド氏自身、10年以上追い続けていた、サッカー選手という夢を、自らの意思で諦めたそうです。
東京都大会の決勝で敗れ、引退が決まったときに湧き上がってきた感情が、敗れた悔しさだけでなく、「やっと終わったな、やっとサッカーを離れられる」という安堵と解放感のようなものだったそうです。
これは、サッカーに対して全力で取り組み、全力で向き合い、自分が考えうる最大限の努力をした結果だからこそ、「これで無理なら、何があっても絶対に無理だ」と諦められたのだと言います。
逆に適当な気持ちで、適当な努力で向き合っていたら
「俺だって、本気をだしたらそのうち...」
と中途半端な気持ちで続けていたかもしれないと言います。
私自身も今までで、やりたいことに中途半端な気持ちで挑み、結果が出ず、「本気をだしたら...」と考えることは多くありました。
このような経験からも、「やりたいことに全力を尽くそう」と感じさせる言葉でした。
アクションプラン
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『俺か、俺以外か。』:まとめ
今回は、『俺か、俺以外か。』を読んで、各パートで私に刺さった言葉を紹介しました。
紹介した中でも、「自信を持てとは言わない。自信のあるフリをしてみな!」という言葉は、グサグサ刺さってきました。
自信をすぐには持てないからこそ、自信があるフリ、自信を持っている人がやっている仕草から取り入れていこうと思います。
今回紹介した名言以外にも、各パートで多くの名言が書いてあるので、ぜひ本書を手にとって読んでみてください。
今回は以上です。